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2010-03-03

CELL関数

指定したセルの、内容・書式・位置の情報を取得します。

使用例: セル位置を調べます。
=CELL("address",B10) : $B$10

・構文
CELL(検査の種類,対象範囲)

・引数
検査の種類 : 取得したい情報の種類を、二重引用符で囲み指定します
"address" : セルの参照
"col" : セルの列番号
"color" : 負の数を色で表す設定の場合は1、それ以外の場合は0
"contents" : 左上隅のセルの内容。
"filename" : 保存されている場合はファイル名、まだの場合は空白文字列
"format" : セルの表示形式
"parentheses" : 負の数値をかっこで囲む場合は1、それ以外の場合は0
"prefix" : セルの文字列配置(左詰は一重引用符 (')、右詰めは二重引用符 (")、中央配置はキャレット (^)、均等配置は円記号 (\)、その他は空白文字列 ("") )
"protect" : セルがロックされていない場合は0、ロックされている場合は1
"row" : 左上隅にあるセルの行番号
"type" : データのタイプ (空白の場合は"b"、文字列定数が入力されている場合は"l"、その他の値が入力されている場合は "v")
"width" : 小数点以下を切り捨てた整数のセル幅

対象範囲 : 調べたいセルかセルの範囲を指定します。

・戻り値
セルの、内容・書式・位置の情報が返ります。

・実行例
E5には書式等は標準で、ABC と入力しています。

=CELL("address",E5) : $E$5
=CELL("col",E5) : 5
=CELL("color",E5) : 0
=CELL("contents",E5) : ABC
=CELL("filename",E5) : C:\[Book1.xls]Sheet1
=CELL("format",E5) : G
=CELL("parentheses",E5) : 0
=CELL("prefix",E5) : '
=CELL("protect",E5) : 1
=CELL("row",E5) : 5
=CELL("type",E5) : l
=CELL("width",E5) : 8