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2010-02-20

BINOMDIST関数

二項分布の確率を返します。

下記の条件を満たしている状態で計算されます。
・試行の結果が成功または失敗のいずれかである場合
・試行が独立したものである場合
・実験を通して成功の確率が一定である場合

クジのアタリ・ハズレ、コインの裏表、サイコロの目等の確立を計算できます。

・構文
BINOMDIST(成功数,試行回数,成功率,関数形式)

・引数
成功数 : 試行回数に含まれる成功の回数を0以上の整数で指定します。

試行回数 : 試行の回数を正の整数で指定します。

成功率 : 1 回の試行が成功する確率を、0~1までの数値か、0%~100%で指定します。

関数形式 : 関数の形式を、論理値で指定します。
 TRUEの場合 - 累積分布関数となり、0~成功数回の範囲で成功が得られる確率が計算されます。
FALSEの場合 - 確率密度関数となり、正確に成功数回の成功が得られる確率が計算されます。

・戻り値
二項分布の確率が返ります。

・実行例
コインを5回投げ、2回オモテを出す確立
=BINOMDIST(2,5,0.5,0) : 0.3125(31%) 

サイコロを1回振り、偶数を出す確率
=BINOMDIST(1,1,0.5,0) : 0.5(50%) 

サイコロを1回振り、どれかの目が出る確率
=BINOMDIST(1,1,1/6,0) : 0.166666667(16.7%)