通常の条件指定でレコード抽出するには「WHERE」を使用しますが、グループ化したレコードの抽出は「HAVING」を使います。
「WHERE」と「HAVING」の両方を使うこともできます。
例1. SQL = "SELECT 名前 FROM T_2008年顧客データ WHERE 名前='結城' GROUP BY 名前"
「WHERE」でグループ化する前に名前が「結城」さんのレコードを抽出します。
例2. SQL = "SELECT 名前 FROM T_2008年顧客データ GROUP BY 名前 HAVING 名前='結城'"
「HAVING」でグループ化した後に名前が「結城」さんのレコードを抽出します。
例3. SQL = "SELECT 名前 FROM T_2008年顧客データ WHERE 苗字='結城' GROUP BY 名前 HAVING 名前='詩織' OR 名前='結依'"
「WHERE」でグループ化する前に苗字が「結城」さんを抽出し、「HAVING」でグループ化した後に名前が「詩織」さんか「結依」さんのレコードを抽出します。